うどんやラーメンなど麺類にトッピングしたり、炒めものの具材にしたり、鍋の薬味にしたり…
あらゆる料理に合う万能食材であるネギは、私たちの食卓に欠かせない野菜のひとつです。
徳島県ではネギの生産量が多く、古くから栽培されてきました。

阿波市にある株式会社リーキも、徳島でネギを作ってきた農家さん。
ですが、3年ほど前から「作るネギを変えた」と代表の安丸さんは言います。
「3年前まではいわゆる普通のネギを作っていたんですけどね。でもそれだと他との差別化が全く できなくて、販売するには価格を落としていくしかありませんでした。さらに、近年の異常気象 のせいなのか、野菜の生育が悪く、昔に比べて収穫量が落ちてしまっています。現代で農家が やっていくには、大量生産するか、少量のこだわり野菜を作るかのどちらか。でもリーキでは、こだわりのある野菜をある程度量産できるようにしよう、と作るネギを変えたんですよ」
徳島ブランドの阿波九条ネギ

そこで目をつけたのが、青ネギのトップブランドである九条ネギ。
九条ネギは育てるのが難しいことから、徳島でも栽培している農家は少ないそうです。
ですが、徳島の温暖な気候とミネラルの多い土壌をもってすれば、年間を通じて安定して収穫ができると安丸さんは言います。
加えて、リーキでの栽培のポイントは畑の土作りにあるのだとか。

「昔は特別何もしなくても畑に植えるだけでたくさん収穫できていたんですけどね。気候が変わってきている現代では、そう上手くはいきません。今は土作りのクオリティで野菜自体の美味 しさや収穫量に差が出てくると思います」

リーキの土作りでは、土にキノコの菌床を混ぜています。
元々その畑の土壌が持っている力にひと手間加えることで、ネギが美味しく元気に育つようになるのだとか。
そうした土作りのもと、徳島のブランドネギ『阿波九条ネギ』は作られています。
秋冬穫りの白とうもろこし

その他、リーキで栽培しているのがこちらのとうもろこし。
とうもろこしと言えば、夏野菜のイメージがあるかと思いますが、リーキでは秋~冬に収穫できるように育てています。
寒い時期に育つとうもろこしはとっても甘くなるんだとか。
白っぽい実が特徴で、生のまま食べるとその美味しさがよく分かります。
購入したら、まずはそのまま生で食べてみてくださいね。
徳島の新・ブランド野菜の実力、お試しあれ!
商品のお取り寄せや詳細情報は下記サイトから
コメント