「海部(かいふ)郡で獲れる多種多様で美味しい魚介類を多くの人に知ってほしい。」
県職員の川上さんが描いたイラストをご紹介します。
とくしま海部水産物品質確立協議会では、見た目、味がよく安定した品質を誇る魚介類をPRするため、「海部の魚」として認定しています。
魚の特徴を細部まで捉え、明るいタッチで川上さんが描いたイラストは、ポストカードやカレンダーとして県南部のイベントなどで配布しており、新聞に取り上げられるなど話題となっています。
ポストカードデータはダウンロード自由です。
※無断商用利用は御遠慮ください。
アオリイカ
旬:10月~5月
海部郡では、「立ちイカ」とも呼ばれる甘みと旨みに優れたイカの王様。丁寧に一杯ずつ活け〆されたイカは鮮度抜群です。
刺身や、甘みと旨みが増した一夜干しがおすすめです。
近年、アオリイカの増殖と安定生産を目指して、海に広葉樹のウバメガシを沈めて産卵床を設けるなど漁業者自ら保護活動に取り組んでいます。
アカムツ(ノドグロ)
旬:年中
主に水深100m~200mの海域で漁獲されるアカムツは、白身の高級魚。
延縄漁で一尾ずつ活け〆され、400g以上の大型サイズは「海部の活け〆アカムツ」として「かいふ」タグを付けて出荷されています。刺身やあぶりが絶品です。
ウツボ
旬:11月~2月
海部郡では、冬の季節風を生かした干物づくりが盛んで、ウツボの開きがのれんのように風にたなびく光景は冬の風物詩。
唐揚げやたたきなどにすると、皮の香ばしさと皮の下のゼラチン質の口あたりが絶妙です。
タチウオ
旬:年中
ピカピカ銀色の魚体とずらりと並んだ鋭い歯が特徴。漁業者は、釣り上げたタチウオを傷つけないようゴム手袋等を着用して注意深く取り扱っています。
三枚おろしで刺身や寿司、ぶつ切りで焼き物やフライ、煮付けなどにしてすだちを添えると格別です。
トコブシ(流れ子)
旬:12月~8月
牟岐町は日本有数の産地。
黒潮に洗われて成長したトコブシは、「貝柱が太い」のが特徴です。鮮度の良いものはコリコリとした歯ごたえと磯の香りが楽しめる刺身で。煮つけや天ぷら、親子丼風のトコブシ丼もおすすめです。
レンコダイ(キダイ)
旬:年中
年間を通して美味しいですが、特に夏が旬。マダイより小ぶりで、お祝い事の姿焼きなどとして西日本で重宝されてきました。塩焼きや煮付け、開き干しでよく食べられています。
レンコダイを甘辛く煮付け、その煮汁をつゆにそうめんをいただく「島そうめん」は、牟岐町出羽島を中心とした郷土料理です。
とくしま海部水産物品質確立協議会では、海部の水産物を紹介する動画とレシピを公開中です!
海部海の幸(YouTube)
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徳島県南部総合県民局 農林水産部<美波>水産振興担当
電話:0884-74-7383 FAX:0884-74-7378
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