喜多野安心市は、2008年にオープンした徳島市応神町にある産直市です。
初めて行った時は「ほんまに産直市に辿り着ける?」と少し疑ってしまいましたが、
畑の真ん中にあります!
実は私は5年程前から喜多野安心市のヘビーユーザー!
当時よちよち歩きだった娘と買い物の後に花苗売り場を見たり、駐車場の花壇を見ながら歩いたりしたことを今でも思い出します。去年の秋にぶどうを購入する際もお世話になりましたよ~
今回産直市レポートを書くにあたり色々調べていると、
喜多野安心市専務の廣永(ひろなが)さんが野菜ソムリエプロの資格を持っていることを知りました。
廣永専務は、野菜のお話盛り沢山のブログを毎日更新されています。
喜多野安心市の2代目が伝えたい!やさいの話とか、農業の話とか。
私自身が普段利用している産直市に野菜に詳しい方がいることに
とても興味を持ち是非とも喜多野安心市についてお話を伺ってみたい!と思いました。
そこで廣永専務にお願いしたところ、快く取材をお引き受けいただきました。
実は野菜だけではなかった喜多野安心市の色々なお話を伺うことができましたよ!
お店に入ると目に飛び込んでくるのは野菜別に作られた様々なPOP!
喜多野安心市は、他の産直市と比べると規模は大きくないですが、
お店に入るとまずあるものが目に飛び込んできます!
それは、野菜別に作られた様々なPOP!
野菜の食べ方や簡単な調理の仕方が、写真やイラストと一緒に紹介されているのです。
こちらのPOPは広報のスタッフさんが作られているそう!
よいものを扱っているのにも関わらず、食べ方がわからない野菜だと手に取ってもらえないことがあったのでPOPで紹介することにしたそうです。野菜ソムリエプロのいる産直市のなせる技ですよね。
生産者の写真や名前が紹介されているのはよく見かけますが、このようなPOPは珍しいし、私たちには大変ありがたいのです!買い物の途中にパッと目にとまるので、料理法などは家に帰って試してみようかなとなります。
私の推しは喜多野安心市の野菜や調味料で作る手作りお惣菜!
お店をぐるりと見て回ると、こだわりのパンやお味噌や豆腐に練物、光食品の調味料、阿波ふうどでお馴染みリーベフラウ(https://www.wiener.co.jp/)のウインナーや精肉も並んでいました。
その中でもお惣菜・お弁当コーナーに注目!
こちらは産直市のお隣の総菜部で作っているそうです。もちろん野菜やお米・お肉は徳島県産なのですが、調味料も喜多野安心市で取り扱っているものばかり。
市販の物を使うことが多いちらし寿司の錦糸卵やガリまで一から手作りだそうです!
以前は野菜を買いに来たついでにお惣菜を買っていく方が多かったけれど、
今はお惣菜やお弁当をメインで買いに来て野菜も買う!という方が増えたそう。
この日は私もナシゴレン弁当を買って帰りました。
市販のお弁当は、味が濃くて喉が渇くことがあるのですが、ちょうどいい味付けで美味しかったです。材料もとてもシンプル。しかもこのボリュームと味でこのお値段だなんてコスパ良すぎです!
廣永専務が「うちの推しは手作りのお惣菜とお弁当です!」と
おっしゃっていたのがよくわかりました。
ワクワクできる出店もあります!
定期的にキッチンカーや徳島のお店が出店されているのも喜多野安心市の魅力のひとつ。お弁当やたこ焼き、ベビーカステラ、コーヒー、紅茶専門店、魚屋さんなど多種多様なお店があります。
これらの出店は、イベントごととしてではなくエンタメとして、喜多野安心市に来るときに、何かひとつでもワクワクできるものが増えたらいいなという思いから始められたそうです。
さつまいもの季節になると、廣永専務が担当する焼き芋屋さんもあるので要チェックです!
喜多野安心市は日々の暮らしに寄り添ってくれる
広くて見て回るのに悩む産直市も楽しいけれど、喜多野安心市は日々の暮らしに寄り添ってくれる産直市だなと感じました。
私が行った日も、売り場では店長さんとお客さんが野菜の前でお話しているのを見かけました。
喜多野安心市に行けば、新鮮な野菜や果物が買える、安心して食べられるお惣菜がある、珍しい野菜の食べ方を教えてくれる。
コンパクトな店内に、ぎゅっと魅力が詰まっている喜多野安心市に是非行ってみてください!きっと「安心」できるものが揃っているはずです。
喜多野安心市の野菜入荷情報は、Instagramが便利なので私も活用させてもらっています。Instagramはこちら。https://www.instagram.com/kitanoanshinichi/