2020年6月5日(金)
徳島の名産品と言えば「半田そうめん」だが徳島生まれの徳島育ちの自分はそうめんと言えば「半田そうめん」しか知らない。
あの麺の太さも、のどごしの強さもそうめんはこういうものだと思っていたが、麺の太さで分類すると「半田手延べそうめん」は「ひやむぎ」に分類されるのだそうだ。
江戸時代からの伝統と麺文化の地域性が認められ、特別に「そうめん」と表記することを許されてるそうだ。
若い頃、東京の友達が家に遊びにきた時、そうめんを一緒に作って食べた。
その時いつものように麺を茹でて、その時一緒に錦糸卵やハム、きゅうりなどを千切りにして具を用意した。
すだちも輪切りにして冷水にとった麺の上に並べてさあ食べよう!としたところ、友達は「こんな食べ方初めて」と目を丸くして言った。
自分は何のことを言ってるのか分からなかったが、「そうめんに具があるのは初めてで冷麺みたい」って友達が言った。
そういえば冷麺と同じような食べ方だけどうちだけの食べ方なのか?わからないが友達はとても美味しいと喜んでくれた。
それ以来お中元の季節がくるとその友達は「半田手延べそうめん」を指定してくる。
今年もそうめんを食べながら自分の事を思い出してくれてるのかな?
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