2020年2月23日(土)
昔うちではっさくを作ってたってお義母さんに聞いたことがある。
山には100本以上も植わってて市場に出荷してたそうだ。
だいたい12月のクリスマスくらいからちぎって、2ヶ月から3ヶ月倉庫で寝かせてから出荷してたそうだ。
出荷できないようなものは大きな砂糖の袋にいっぱい入れて300円で売ってたそうだ。
はっさくや柑橘系は美味しいけど、剥くのがめんどくさいからってだんだん売れなくなってきて、店が忙しくなったのもあって今は辞めてしまったが、昔やから出来たんかもな〜って話してくれた。
うちでも台所やそこら辺にあっても誰も剥いて食べようとしない。
お義母さんがよくはっさくを山のように剥いて実だけにして砂糖をふりかけておいてくれた。
お義母さんがヨモギを摘んできて綺麗に葉っぱだけを切って茹でてよもぎ餅にする時、手が青く草の色に染まると、このはっさくを剥いてた。
「この手の色ははっさくを剥いたら綺麗に落ちるんよ」と言ってたのを思い出した。
今は「ムッキー」と言う皮を剥くのに便利なものがあって楽になった。
剥いてると早速横から娘の手が伸びてきた。
幸せそうな顔をして食べてる横顔がお義母さんそっくりだった。(笑)
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