徳島県阿波市吉野町にあるこちらの畑。
ちょっと見慣れない作物が育っていますね。
これは、『竹糖』という品種のサトウキビです。
竹糖というのは、徳島県や香川県で伝統的に作られている砂糖『和三盆(わさんぼん)』の原料
となるサトウキビ。
そう、ここは、古くから阿波和三盆糖を製造してきた服部製糖所の自家農園です。
和三盆は徳島では高級な砂糖として有名ですが、実は和三盆というものに明確な定義はなく、上白糖が混ぜられているものなど様々な砂糖が『和三盆』として販売されています。
では、服部製糖所で製造されている和三盆とはどのようなものなのでしょうか?
服部さんに聞いてみました!
「服部製糖所が考える和三盆とは、原材料に100%竹糖を使ったものです。手作りの工程にどれだけこだわっても、原材料が悪ければいいものはできません。だから服部製糖所では原材料に一番こだわっています」
竹糖100%の希少な和三盆
そのため、原材料となる竹糖サトウキビはほぼ全てを自家栽培しています。
竹糖は除草剤をまくと枯れてしまうので、農薬は一切使わず、雑草は全て手作業で抜いているんだとか。
雑草が生えてくるのは夏頃で、猛暑の中での雑草処理はまるで苦行のように思えますが、原材料には妥協しないのが服部製糖所のスタイルです。
これが服部製糖所の”本物”
そうやって栽培した竹糖をもとに作ったのが服部製糖所の和三盆。
甘すぎない上品な味わいが特徴です。
食べてみれば分かる、普通の砂糖とは一線を画する“本物”の逸品。
『白菊印和三盆』と『和三盆糖蜜』『お干菓子』を詰め合わせた『阿波和三盆セット』を阿波ふうどEC上で販売しています。
竹糖の搾り汁を煮詰めて作った和三盆糖蜜は、黒糖の黒蜜とは違った柔らかな甘みがあります。
アイスクリームなどにそのままかけても美味しいですが、熱を通すとよりまろやかな味わいになるので料理の調味料としてもおすすめです。
もうひとつ、阿波ふうどECで販売しているのがこちらの『花輝(はなひかり)』。
一見何なのか分からないかもしれませんが、実はこれ“おはぎ”です。
白あんには服部製糖所でも最上級の大無類和三盆を使用しています。
紫芋、ビーツ、抹茶で色付けしたお花畑感満載のおはぎ。
和風ケーキとして贈り物にもぴったりですね!
阿波和三盆セットと共に取り寄せて、阿波和三盆糖の“本物”の味わいを体験してみてください。
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