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お正月 消費者向け 日常

日本一の「おもと」(那賀町:相生おもと)

ハウスの中でおもとが栽培されている様子の写真

「万年青」と書いて「オモト」と読みます。中国から日本の暖かい山地に自生する常緑多年草です。特に西日本に多く自生しており、観葉植物として鉢植えとしても栽培されます。おもと栽培の歴史は古く、江戸時代には主に大名のもとで栽培されたそうです。

NHK出版 みんなの趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-1238

日本一のおもとは那賀町から全国へ

国道195号線を通り、那賀町に入ると黒く四角いハウスがたくさん見られるようになります。私の家の周りにも幾つかの黒い寒冷紗をかけた四角のハウスがあり親しみをもっていました。その中で那賀町特産のおもとは育っているのです。那賀町(旧相生町)のおもとは品質、生産量とも日本一を誇り、「相生おもと」のブランド名で全国の花き市場へ出荷されています。

縁起の良いおもとをご家庭でも

年の暮れになると毎年、近所の方からおもとを頂くのでそれを玄関に生けるのが慣例となっています。おもとは読んで字のごとく、青く一年中枯れることがないため、子々孫々まで繫栄するという縁起を担いで正月の生け花として主に用いられています。

山のおもちゃ美術館に飾られているおもと
那賀町の山のおもちゃ美術館の受付にもおもとが生けられていました。

おもと生産者の皆さんは、産地を守るため、長年に渡り、地元の小学生におもとの生け花教室を開いて継承に努めているそうです。子供たちも毎年生け花教室を楽しみにしています。

グッチー

那賀町(旧相生町)で生を受け、その後徳島市、千葉県船橋市・市川市、東京都中野区、小松島市立江町、羽ノ浦町、西サモア(アピア)、小松島市間新田町、山形県米沢市、そして再び小松島市間新田町・・・と点々とした人生。自然農法で野菜を栽培することを目指して奮闘中。
「好奇心は成長の原点」を座右の銘としています。

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