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コラム

生きかた、暮らしかた、食べかた。

自分のカラダやココロの声を聴けていますか?

健康で長生きしたいとか、生きている限り元気で居たいという願いは誰もが感じている事でしょう。私は今から16年前、幼い子供を育てる上で、できるだけ自然の中で五感を最大限に使って育ってほしいと願い、徳島市にほど近い里山の佐那河内に家族で移住しました。

もともと、街中で住んでいた頃から料理することが好きで、味噌造りや梅干し作り、干し柿や干し芋、こんにゃくや豆腐、マヨネーズやソースなど、色々手作りをしていました。

今では20人の嫁たちが働くYOME厨房。初期メンバーの写真。

ちょうど流行りだしたマクロビや薬膳料理や雑穀料理の本を片手に、友人と子供達とで作っては食べてみるを繰り返していたのもこの頃。

佐那河内に移住してからは、食べる野菜は自然栽培で、生命力の溢れるものをできるだけ自分で育ててみようなんて意気込んでいましたが、野菜作りからは手を引き代わりに地元で採れたお野菜を中心とした日替わりの宅配弁当やさんになっていたほど野菜料理の魅力に取りつかれております。

YOME厨房のお弁当は旬の野菜がたっぷり

野菜料理の何に魅力を感じ取り憑かれているか?

そもそも野菜料理にかかる手間! 例えば料理の前の下ごしらえ、 泥を落として根っこを切るとか、下ゆでをしておくとか。そして食べきれない量の野菜をどう保存したり他に生かすか? 立ち向かうハードルが多いですよね、そこがいいんです! その手間に粛々と無言で向かう時間が癒しでもあり修行でもあり。 またその作業の向こうに見える美味しい笑顔がちゃんと見えるから。

野菜嫌いな子どもたちが「これなら食べれる」と食べくれる様子を見ると ガッツポーズを決めてしまう。 野菜にはそれぞれの食感に違いがあり、 また同じ野菜でも、生で食べたり、さっと茹でたり、 じっくり茹でたり、 千切りとスティックと乱切りでも、差をつけることで食感や味がガラッと異なる。食べてくれる人の笑顔を鮮明に浮かべながら、どう調理すると嬉しいかな? そんなことばかりを考えています。

徳島は食材の宝庫で、新鮮な食材が毎日手に入る。 太陽の恵みと大地の力強さをしっかり感じるお野菜や 鳴門の大きなうねりにも負けない海産物も そのままカラダに染み込ませて、次へのエネルギーに変えて欲しいなと願っています。

まず何よりも地元の大地でしっかり太陽を浴びて育った旬のお野菜でカラダを癒しましょう。そして自分のカラダに向き合って、日頃の感謝をカラダにいいましょう。 健康で長生きしたいとか、生きている限り元気で居たいという願いを叶えるためには大切なことかなと痛感する日々です。


YOME厨房(多田奈津佳)

天職と思っていたカメラマンから夫婦で一念発起し、「全く罪悪感を感じない、誇りに思えるモノだけを届けたい」と佐那河内に移住し2014年3月にお弁当屋「YOME厨房」を始める。地元産野菜にこだわる野菜中心の多彩な日替わり弁当は配達も可能。

多田奈津佳

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