阿波晩茶は、私の故郷の那賀郡那賀町(旧相生町)と勝浦郡上勝町の特産品です。


独特な製法で作られる「相生晩茶」
旧相生町で作られる阿波晩茶は「相生晩茶」と呼ばれています。相生晩茶は、大きな桶に漬け発酵させてから、天日干しにする独特の製法によって作られます。葉は、煎茶のような若葉ではなく、成長した葉を原料としています。
まろやかな甘みの阿波晩茶
阿波晩茶は乳酸菌発酵茶と称され、抹茶や煎茶に多いカフェインやカテキンが少ないため、渋みが少なく口当たりが良いお茶です。また、爽やかな酸味とまろやかな甘みが特徴です。
子供の頃はお茶と言ったら「晩茶」のことで玉露、煎茶などは想像もしませんでした。大人になった今でも食卓には欠かせないお茶です。
阿波晩茶の楽しみ方
阿波晩茶は、急須に熱湯を注いで2~3分蒸らし、山吹色の水色になれば飲み頃です。酸味と爽やかな香りが立って、ほっとします。
暑い時は、水出しもおすすめ。
ぜひ、口当たりのよい甘みのある晩茶を飲んでみてください。
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