問屋町にあるびっくり日曜市、知ってますか?いやービックリします。父がこの場所がとても好きで、朝早く出かけて植木を買ったり、ジャンボすぎる焼き鳥を買ったり、顔サイズほどもある芋天のお土産がとても嬉しかった思い出も。
毎週、日曜日に開催。雨天決行。日の出から売り切れまでというダイナミックなアジアのようなマーケット、日曜市。先日、行ってきました。
価格は時期やサイズや形などによって前後します。直接、お店の方にお問い合わせください。
取材時は2021年11月です。
ここは海外か黄泉の入り口か?朝6時!
入り口からもう怪しさ満載です。11月21日の日曜日。もう秋の気配から冬の準備が始まってる季節。日の出前の薄暗さと、漏れてくる光と人影がユラユラと揺れる様子は、海外か、黄泉の入り口か?アジアのマーケットのように奥からワッチャワチャと聞こえるのは何語だろうとそっと耳を澄ます。ええ、阿波弁です。
びっくり日曜市は1997年6月15日にスタートした生産者が直接販売する徳島最大級の日曜市場です。
スポット紹介(徳島市観光サイトより)
サクッと、1時間ほどで楽しむ場合のミニコース
品目が多くて、書き切れないのですが私のオススメのコースをまとめます。明るくなってきた日曜市を桜並木沿いか、オートバックスの駐車場(日曜だけ止めていいらしい)に停めて日曜市に入ります。
屋根のある中央は飲食エリアです。日曜市といえば?と誰に聞いても出てくるのはキャベツ焼き、ジャンボ焼き鳥、芋天、飲み屋やおでん屋さんが並びます。
なると金時と塩ワカメを生産地から買う
朝の早くからお姉さま方に、お得だからここで買いなと誘われたのがさつまいもの詰め放題。300円!!知らないもの同士、どう入れたらお得か、誰が一番多く入れれるか、などワイワイ、キャッキャとすでに楽しい。里浦のなると金時。
とくしま特選ブランド、じぃじぃのきのこ
いつも元気な美馬のじぃじぃのきのこのお母さん。とくしま特選ブランドの認定証と立派な椎茸を見せてくれました。ここ天ぷらが激うま。
https://www.jiijiinokinoko.com/
ここの天ぷらが美味しい・・!椎茸の小さいサイズ、椎茸の天ぷら、そう、ジャパニーズマッシュルーム・フリットです。幾度も家で再現すべく、買って帰るのだけれど上手くできないんですよね。お母さんに聞いてきました。てんぷら粉は市販のものだけど、椎茸の下ごしらえに塩を振って15分待つそうです。そこで水分が出て塩味が椎茸の旨味をぎゅっと濃密なものにしてくれます。
ここで椎茸の天ぷらを買って、今すぐに隣のおでん屋さんで冷えたビールと熱々天ぷらをいただきたいです。後ろ髪をひかれながら、先を急ぎます。
ここの釜揚げチリメンが震えるほど美味い
徳島は本当に豊かだなと思うのは、山の幸、海の幸がふんだんに有りまして、季節限定のものやオールシーズンOKなものもあります。ここの釜揚げが本当に美味しい。フワッフワ。硬いのもお好みでサイズも小さいのから大きいものまで。食べ方や好みを伝えるとお店の方が教えてくれます。夏はここの釜揚げとすだちをクール便で送るとめちゃめちゃ喜ばれました。ちなみに、日曜市の事務局では買ったものを持っていくと、パッキングして送ってくれます。
紹介しきれない美味しいものがたくさん
金額は取れる時期やサイズや形などによって前後します。表札屋さんが売ってるみかんが教えたく無いくらい美味しかったり。見たことのないような魚が干してあったり。朝から強烈に活気のある徳島の日曜市、元気になりたい方はぜひ、ここでブラブラとしてみてください。人懐こい徳島の人たちの阿波弁が聞こえてきます。
徳島再発見、日曜日はびっくり日曜市!
今回は1時間でショートトリップをする場合のお店をご紹介しました。もっと時間がある場合は、骨董品をめぐっても楽しめます。
早朝、朝ごはんをここで食べながらぶらぶらと買い物をしたり、おしゃべりをしたり、昼前くらいまで楽しめます。売り切れごめんでお店が閉まるのでそこはご注意を!です。
観光で来られる方も多くなってる日曜市、月末の日曜は9時から徳島マルシェへとハシゴをしても楽しいです。昭和にタイムスリップ、もしくは擬似海外旅行!
徳島に住んでる方も新たな発見が満載です。徳島で住んでいても行ったことがない人も多いと聞きました。この機会に、ぜひ、行ってみてください。今回、紹介したお店の人たちは明るくて面白い徳島の生産者さんたちです。
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