丸くてかわいい国鳥がモデル?キウイの名前のひみつ
名前の由来は、ニュージーランドの国鳥キウイからきています。丸くて愛らしいキウイと、果皮の表面の褐色の細かい毛が生えている特徴が似ていることから、キウイフルーツと名付けられたそうです。
原産地は中国、世界へ広がったキウイの歴史
キウイの原産地は中国とされますが、ニュージーランドで品種改良が進み、今では世界中で親しまれる果物となりました。日本では昭和40年代から栽培が本格化し、徳島県では特に佐那河内村(さなごうちそん)で生産が盛んです。
キウイフルーツ(JAグループ)
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=100
山間部で甘いキウイが育つ理由
佐那河内村の周囲にはキウイ畑が点在しており、昼夜の寒暖差が大きい山間部の環境が、甘く濃い味わいのキウイを育てます。
スーパーでは通年見かけますが、実際の収穫は10月末から11月が中心です。
中でも有名なのが「達磨キウイ」。
達磨のように丸くて非常に大きく、縁起の良い見た目からこの名がつきました。
とくしま特選ブランドにも認定されています。
シンプルでも加工してもおいしい!キウイの食べ方
キウイは半分に切ってスプーンですくうだけのシンプルな食べ方が定番。
ですが、サラダや肉料理の付け合わせに使うと酸味と甘みが料理を引き立て、見た目の彩りも豊かになります。

今回は、キウイを使った三種類のサラダを作ってみました。
キウイとさつま芋のサラダ(右上)
茹でたさつま芋をマヨネーズで和え、キウイを加えると甘みと酸味が引き立つ優しい味わいになります。
キウイと鮭のサラダ(左上)
焼いた鮭とキウイを市販の青じそドレッシングで合わせた、爽やかで食べ応えのある一皿です。
キウイと海老のサラダ(下)
ボイルした海老に市販の塩だれを合わせ、キウイを加えると旨味と甘酸っぱさのバランスが良いサラダになります。
どれも簡単に作れて、キウイの美味しさをしっかり楽しめるメニューでした。
日々の食卓にキウイを取り入れてみませんか?
キウイは手軽に食べられる身近な果物でありながら、品種や熟し方によって味わいが変化する奥深さも持っています。
彩りを添えたいときや、ビタミンをしっかり摂りたいときにもぴったりです。
ぜひ、佐那河内村の旬のキウイも手に取ってみてくださいね。