お正月よりにぎわう？！商売繁盛のえべっさん

2020年1月12日(水)

「えべっさん」といえば十日戎。十日戎といえば総本社西宮神社「開門神事の福男選び」が思い浮かぶのは私だけでしょうか？毎年朝の番組で「今年の福男は？」という中継のコーナーをハラハラしながら観るのが好きです。今年令和初の一番福は、大阪府の高校の先生でしたね。

「えべっさん」とは、えびす祭りの通称でもあり、七福神の中の唯一の日本古来の神様、恵比寿様の愛称です。右手に釣竿、左脇に鯛を抱えた姿でおなじみの商売繁盛の神様。徳島では「えべっさん」のほか「おいべっさん」との愛称もあるらしいですね。有名所は徳島市の事代主神社。毎年1月に行われる「えびす祭り」は、9日の宵えびす、10日の本えびす、11日の残りえびすの3日間で、縁起物の福笹などを求めて20万人以上の参拝客が訪れます。

神社周辺では、レンコン、さつまいも、イチゴなど県産農産物で彩られた「野菜みこし」が「商売繁盛ササもってこい」の声とともに登場します。みこしの野菜は「お福分け」として、参拝客らに無料で配られるそうです。このお祭りは、とくしま市民遺産にも選定されています。