生産量ナンバーワン!
徳島県の生しいたけは、肉厚で豊かな香りが特徴だ。さらに、栄養価の高い食材でもある。そして驚くことに、その生産量は全国一位!主な産地は徳島市、名西郡、阿南市で、一年を通じて菌床栽培により安定した生産が行われている。
実は私の家でも、かつてしいたけを栽培していた。ただし、今主流の菌床栽培ではなく、クヌギや栗のほだ木に菌を植え付ける昔ながらの原木栽培だ。家庭用なので大量には作らなかったが、それでも新鮮なしいたけの味は格別だった。
生しいたけのおいしい食べ方をご紹介
私のお気に入りは、シンプルに焼く方法だ。冬はストーブの上でじっくり焼くが、コンロやフライパンで蒸し焼きにしてもいい。まさに「しいたけのステーキ」だ。ただし、焼き加減が重要。焼きすぎると固くなり、生焼けだと風味が十分に引き出せない。
ちょうどよく焼き上げたら、柚子酢と醤油、ポン酢、またはわさび醤油を少しつけて食べる。噛んだ瞬間、ぷりぷりの食感と濃厚なうまみが口いっぱいに広がる。たまらない。
干してなお良し
さらに、しいたけは干すことでうま味と香り成分が増し、料理の味を引き立てる。生でも干しても、その存在感は抜群だ。生産量日本一を誇る徳島のしいたけは、全国の食卓でその美味しさを存分に発揮している。

ぜひ、お試しあれ。