毎年、この時期になると緑のアレが食卓に並ばない日はないかもしれません。そうです。すだち!
今日はJA名西郡の後藤課長にお話を聞いてきました。
すだちの旬はいつ?露地モノと冷蔵モノ?
すだちの旬は9月上旬。各生産者さんで収穫したすだちがJA神山センターに集まってきます。
神山では約550の農家さんがすだちを栽培しており、現在は露地モノの収穫真っ只中。そして150戸ほどがすだちの貯蔵に取り組んでおり、選別したすだちを適切な設備にて温度管理しながら3月上旬まで出荷しています。
早生(わせ)、露地(ろじ)、貯蔵のそれぞれの特徴って何ですか?
徳島県のすだちを一年中提供できるよう作型(作る時期や作り方)がさまざま。木の系統によっても収穫までの時期が違います(「わせ」「なか」「おく」ともいう)が、大きくは作型によるものだそうです。
4月~8月 ハウス栽培 (県南の阿南が一番最初。小松島、徳島市など)
8月~10月 露地栽培
10月~3月 冷蔵貯蔵物(神山、佐那河内など)
露地モノ、貯蔵モノ。すだちの食べ方は?保存は?
特に食べ方は同じです。絞って、皮をすって、スライスして使うなど、美味しいすだちを食べてください。
すだちの保存は?
すだちを保存をするときには、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存してください。
長期保存の場合は絞って冷蔵、または冷凍。実のまま冷凍すると繊維が壊れてしまうので避けましょう。
-なるほど!最近はすだちのスライスを敷き詰めた美しいお蕎麦なんかもよくInstagramで見かけます。
どこで買えますか?
道の駅や産直市、JA直売所で買うことができます。また、東京にあるアンテナショップ「徳島・香川トモニ市場」でも買えるそうです。
他にも「ターンテーブル」や「とくしま県の店(物産協会大阪支部)」、「名古屋物産センター(物産協会名古屋支部)」でも見つけることができるようです。
消費者に向けてメッセージお願いします!
徳島の「すだち」は一年中どこかしらで見かけることができるし、実や皮もまるごと使っていろんな食べ方ができるのでぜひ手にとってみてください!
後藤課長の好きなすだちの食べ方は?
今の時期だと豆腐にミョウガ刻んでのせてすだちをひとしぼり。醤油はかけません!
あとは焼酎にも入れてもOK!アルコールがダメな方は炭酸水に入れてもおすすめ、とのこと。真似してみたいですね~
後藤課長、ありがとうございました!地元に住んでいても知らないことも教えてもらいました。緑が濃い!美味しい美しいすだちをぜひ、食べてください。