先日(5月23日)、マーケットイン型産地づくりを目的に「新作物研修会」を開催しました。
生産者やJA・県関係者約70名の参加があり、新作物導入に対する関心の高さがうかがえました。
1「野菜の市場動向と取り巻く環境について」
(JA全農とくしま 小笠部長)
現状分析と将来予測から、「人口の推移」では生産年齢人口の減少と少子高齢化が進展していることから出荷市場の集約がポイント、「野菜消費の変化」ではサラダ購入金額が増加傾向であり加工業務用需要への販売拡大がポイントである。等の報告がありました。
2「機能性のある野菜栽培について」
(タキイ種苗(株) 後藤氏)
タキイ種苗では、多くの人が「野菜 ≓ 健康」と意識していることから、健康野菜シリーズとして「ファイトリッチ」を開発している。現在、「リコピン」、「カロテン」、「ルテイン」等の機能性成分豊富なトマトやホウレンソウ、ニンジン等14品種が発売し、今後も拡大予定。
詳細は、<http://www.takii.co.jp/tsk/phytorich/>こちら
3「イタリア野菜を食べよう」
(トキタ種苗(株) 森山氏)
トキタ種苗は、ネギやブロッコリー等で有名な創業100年となる埼玉県の種苗メーカーで、海外「イタリア」にも子会社がある。
イタリアには多種多様な野菜があり日本の3倍野菜を消費する国。
そこで、2010年「イタリア野菜を日本の食卓に」をモットーに、「ゲストイタリア(イタリアを食べよう)プロジェクト」を始動した。
現在、カリフラワーの一種「カリフローレ」など32品種を発売中。
詳細は、<http://www.gustoitalia.jp/>こちら
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