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高知県の「花き等流通施設」を事例調査!

 トラックドライバーの時間外労働の上限が960時間に制限されること等により労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、「モノが運べなくなる」可能性が懸念されることを「物流の2024年問題」と言います。県産青果物の県外市場等への長距離輸送は、その多くがトラックによる陸送で行われていることから、輸送の効率化を図り2024年問題への対策を講じる必要があります。

 去る10月31日、とくしまの花振興協会の主催により、集出荷場の集約化や積載・発送システムの確立を実現している「JA高知県 園芸流通センター」にて関係者で県産花きの物流対策として事例調査を行いました。

 当該センターは2000年から稼働している高知県域の物流拠点です。山地が多く耕地面積が小さいために、花きをはじめ青果物についても少量多品目の生産が行われている高知県において、県域で荷物をまとめ全国の卸売市場へ安定的・計画的に出荷販売を行うことができコストも抑制されるなど、その効果が発揮されています。

左:花きの集配送施設  中:野菜の包装施設  右:繁忙期にはパレットに高く積まれた荷物でいっぱいになるそうです 

今回調査した事例を参考に、花きをはじめとする県産品の物流課題への対応を検討してまいります。

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