徳島県では「あめご」と呼ばれる魚の正式名称は「あまご」だそうです。一説には「雨子」とも書き、梅雨や初夏に多く釣れることが由来とされています。私の故郷では、この「あめごの姿寿司」が名物です。
あめごはどんなところで育っている?
那賀町の山奥には、あめごを養殖している場所があります。その一つは国道からかなり奥へ進んだ山中に養殖池があり、周囲は木々に囲まれていました。いくつもの水槽に谷川の清流が引き込まれ、常に水が流れ続けています。このような美しい水であめごが育つのだと知り、感動しました。


あめごの姿寿司、そのお味は?
木頭産の柚子酢でしめたあめごを酢飯に載せ、その上にスダチを添えます。徳島をまるごと味わうごとく川の恵みと山の恵みが組み合わさった寿司で、爽やかな味わいが特徴です。

徳島ならではの特産品!
徳島県では「ご当地サーモン」として、淡水養殖場で育てた「あめご」を海面養殖し、「サツキマス」として出荷する計画が進められているそうです。これを新たなブランド魚「阿波さつき」として昨年から全国に売り出しているとのこと。徳島ならではの特産品、今後の広がりが楽しみですね!

あめごの姿寿司を味わいながら、「阿波さつき」はどんな料理が合うのか期待が高まりました。皆さんもぜひお試しください。