なると金時三大美人
徳島県のさつまいもは、全国収穫量ランキング第5位と誇らしい食材のひとつです。ブランド「なると金時」が有名ですが、実はなると金時には地域によりさらに独自のブランド名が付いています。
JA里浦の「里むすめ」、JA徳島市・川内支所の「甘姫」、JA大津松茂・松茂支所の「松茂美人」。これらは特産品として人気が高いトップブランドです。
この三大美人を見かけたらついつい惹かれてしまう、そんなさつまいも好きの人は多いのではないでしょうか。
なると金時の甘さの秘密
なると金時の収穫は7月下旬から始まり、貯蔵することによって甘みが増します。秋に一番多く出回りますが、一年中美味しいなると金時が購入できます。
また、海のミネラルをたっぷり含んだ砂地畑で育てられたさつまいもは、糖度が高く、上品な甘さが特徴です。
そうだ!大学いもを作ろう
私が子どもの頃、母が角切りにしたさつまいもを大きな鍋にたくさん揚げて、おやつに大学いもを作ってくれたのを思い出します。
外はカリカリ、中はホクホク、とろーり砂糖のカラメル、それはなんとも言えない甘い香りと甘い味に満たされたおやつでした。毎年さつまいもの旬の時期に思い出すものの、自分で作ったことがなかったのです。
そうだ!あの美味しかった大学いもを母に届けよう!と思い、初めて作ってみることにしました。
思い出の大学いもはすごく簡単!
母が作ってくれたように、乱切りにしたさつまいもを素揚げして、決め手となる甘味はメープルシロップで。塩をちょっと足すのがポイントです。また、温かいうちにバターを絡ませたら、ひと味リッチな大学いもに!
10月13日は「さつまいもの日」。旬のなると金時で、気分がホクホクするような、思い出に残るおやつを作ってみませんか。