食卓に緑を添え、料理に豊かな風味と彩りを与えてくれる青ねぎは、古くから日本の食文化に深く根付いています。
日本各地には、それぞれ特徴のある多様な品種の青ねぎが存在します。
例えば、葉が柔らかく甘みの強い京都の九条ねぎや、細く葉の部分が多い福岡の博多万能ねぎなどはよく知られている品種ですね。
地域によって異なる個性豊かな青ねぎを味わうのも、食の楽しみの一つです。
徳島の渭東ねぎ
徳島市の渭東地区で栽培されている渭東ねぎ(いとうねぎ)は、京阪神市場で高い評価をうけている郷土野菜のひとつ。
戦後、徳島市の渭東地区において昭和南海地震による地盤沈下を受けて、水稲からの転作で青ねぎの生産が増加したそうです。
シャキシャキとしていて、太すぎず細すぎず。鍋物から薬味にまで様々な料理に使えます。
家庭菜園で育てやすいのも青ねぎの魅力!
青ねぎは家庭菜園でも比較的育てやすく、プランターや庭の一角で手軽に栽培することができます。自分で育てた新鮮な青ねぎは、格別のおいしさ!
少しだけ欲しい時にも、必要な分だけを収穫できるのは大変便利ですね。
青ねぎを使った料理は無限大
わが家でよく作る、簡単青ねぎ料理はこちらの2品。
あと1品にぴったりの青ねぎとツナのぽん酢あえは、文字通り青ねぎとツナをぽん酢で和えるだけの簡単料理。青ねぎをたっぷりのせていただきます!
青ねぎと砂肝の炒め物は、青ねぎのシャキシャキ感が残るぐらいで火を止めるのがポイント。味付けはお好みで調整してみてくださいね。


薬味に使ってもよし、火を通してもよしの青ねぎ。
ぜひいつもの料理に少しでも取り入れてみてください。その鮮やかな緑と豊かな風味が、いつもの料理をより一層おいしく、そして豊かなものにしてくれるはずです。