「なると金時」は、言わずと知れた徳島県の特産品。鳴門市、徳島市、板野郡の砂地畑で栽培されるさつまいもです。
寒い時期に、ほくほくおいしいなると金時ですが、実は、6月末から収穫が始まっていることをご存知でしょうか。
タイトルにもある「早掘り」とは、収穫後すぐに出荷され、7~9月に出回るなると金時のことを指します。一方、収穫後、1か月以上貯蔵して熟成させ、10月以降に出荷されるものは「貯蔵もの」として、それぞれ区分されています。
「早掘り」を行うこちらの農家さんでは、今の暑い時期にも収穫に精を出しています。通常は生育期間120日が目安とされているところ、4月はじめに定植したものを、生育期間約90日で収穫しているとのこと。
イモのツル等を取り除き、畝に沿って収穫機械を進ませると、掘り起こされたイモがベルトコンベアで運ばれ、機械に載せたコンテナに次々と入れられていきます。
JAからは京阪神をはじめ中四国や関東に向けて販売されており、7月から各地のスーパーで購入することができます。もちろん県内でもお買い求めいただけます!
なると金時の、繊維が少なく煮崩れしにくいという特徴に加え、「早掘り」は皮がうすいので、天ぷらなどで皮ごと食べるのがおすすめです。この時期ならではのフレッシュな風味を、ぜひお楽しみください。
*皮ごと輪切りにする、こちらのレシピも参考にどうぞ! なると金時サラダ by 阿波ふうど☆徳島県
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