(徳島県立農林水産総合技術支援センター資源環境研究課)
徳島県では2015年7月に初めて「クビアカツヤカミキリAromia bungii」の成虫が捕獲され、その後の調査で板野町のモモ産地が深刻な状況であることが判明しました。
「クビアカツヤカミキリ」は、ユーラシア大陸原産で日本にいない種ですが、愛知県で2012年に初めて発見されたのを皮切りに東京都・群馬県・埼玉県・徳島県などでも見つかっています。
このカミキリが見つかった地域では、既にサクラやモモが枯れる被害が出てきており、早急な対策が必要です。
特に、被害が甚大な園地では、ほぼ100%のモモ樹に被害が及び、半数近くが枯死するという状況になっています。
そこで、クラウドファンディングによる支援金で、「フェロモンの合成」や「トラップの作製」、「殺虫剤の試験」等を行い、根絶を目指したいと考えています。
日本のサクラ・モモを守るクビアカツヤカミキリ撲滅プロジェクトの詳細は、
<https://otsucle.jp/project/save-sakura.html>ぜひ御覧下さい。
募集期間は、6月30日までとなっています。ご協力、お願いします。
※クラウドファンディングとは、群衆(Crowd)と資金調達(Funding)という言葉を組み合わせた造語で、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組み。
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