「サミット・サミット」県内各地で生産振興につながる会議が開催されました。
「全国らっきょうサミット」は、鹿児島県や高知県、福井県などのらっきょう主産地が集い、らっきょう産地の課題解決に向け持ち回りで開催しています。
徳島県でのらっきょうサミット開催は、第5回大会(平成10年)、第10回大会(平成20年)に続き、3回目の開催となります。
11月2日に開催された大会は、JA徳島北並びにJA徳島北らっきょう部会の主催で、約180名の関係者が参加しました。
大会では、記念講演と事例発表が行われ、各県の生産状況や産地の課題について、熱心に情報交換が行われました。
発表者からは、「らっきょうは欠かすことの出来ないアイテムである」、「消費量は減っているがそれ以上に供給量が減っている」、「自分でらっきょうを付ける消費者は少なくなっている」、「ブランド力強化のためGI登録を取得した」、「労働力不足が深刻となっている」など・・。
その中でも、各産地とも調整作業者”切り子”不足を抱えていることから、三里浜特産農業協同組合 月岡代表理事組合長が行った福井県農業試験場と連携して「らっきょう切り機」を開発した発表については、特に関心が高かったです。
三里浜特産農業協同組合の「機械化事例」は、引き続き情報収集が必要と思われます。
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