県内各地で、夏野菜の生産振興対策が進行しています。
JA徳島市のえだまめ栽培は、品種「湯あがり娘」を中心に京阪神市場に出荷しており、平成14年のピーク時には約950tの生産量を誇っていました。
しかし、高齢化による労働力の減少などにより生産量が減少し、昨年度実績では419tとなったことから、この状況を打破するため、JA徳島市営農部ではえだまめの生産振興対策に取組んでいます。
えだまめ栽培を広く周知し生産者確保につなげるため、えだまめ栽培実証圃を3カ所設置しました。
また、出荷調整作業の省力化を図るため、えだまめ脱莢(だっきょう)機・ふるい選別機の実演会、共撰体制の説明会を3回にわたり開催しました。
説明会には、多くの生産者や関係者が集まっており、えだまめに対する期待と意欲の高さがうかがえました。
JA徳島市の「えだまめ増産活動」は、重要な取組であることから関係機関と連携して協力して参ります。
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