近日、徳島県内のあちこちでイベントやスポーツ大会、文化行事などが開催されていますね。
秋といえば、食欲の秋!以外のものもありますよね。そう、スポーツの秋です。
今回は小松島「逆風」ハーフマラソンに参加してる皆さんのところに、キッチンカー「阿波ふうど号」が出動する、と。しかも、あのターンテーブルの豚汁が提供される!と聞きまして、取材をさせていただきました。
小松島「逆風」ハーフマラソン、リアル開催は初!
小松島で開催された第2回小松島「逆風」ハーフマラソン(逆風に負けるな!次の一歩を踏み出そう!)。11月の快晴で青すぎる空のもと開催され、ゴール地点では晴れやかな皆さんの笑顔が印象的でした。
ゴール地点のあいさい球場では、ランナーズオアシスに高校生のブースや観光案内のブースも多数あり、そこにはキッチンカーの阿波ふうど号も!エッジが効いてる青がアババイ!!(徳島弁で眩しい、の意味)
今回の豚汁の振る舞いは、東京都渋谷区神泉町にあるターンテーブルからの出店。
一棟の中にレストラン、ホテル、マルシェが併設された複合施設、徳島の食材を楽しめるアンテナショップです。
当日には、ターンテーブルの亀井料理長にお話をお伺いすることができました。
ランナーの方々に振る舞われた豚汁には、徳島の美味しいものがギュッと凝縮されています。
豚汁の主役と言えば、豚肉だと思うじゃないですか?この豚汁は違います。
主役は油揚げと岩どうふ、こんにゃく、そして徳島で育った野菜たち!
こちらの油揚げと岩どうふは、特別なところで入手されています。徳島空港から西へ120km(高速を使って2時間弱)の西祖谷山村にある歩危(ぼけ)マート。こちらの油揚げは、正確なネーミングは『ぼけあげ』。歩危(ぼけ)マート2号店では食事ができ、この『ぼけあげ』を目当てに来られる方も多いそうです。余談ですが、「歩危(ぼけ)」とは、昔の言葉で「崖」の意味のようです。
沁みる・・うまい・・・走った気持ちで私たちも味見させてもらいました。今までの自分で作る豚汁ってなんだったんだろう。別ものです!とても美味しい!!しっかりとした豆腐に油あげ、こんにゃく。地味な食材なのに、美味しさ全てマリアージュです。お味噌は、今回は小松島のものを使ってるそう。そんなお話を聞いてる横では、豚汁のおかわりをお求めの方もいらっしゃったり。美味しいものはみんなを笑顔にします。
ターンテーブルで提供される野菜は、ゴールに位置する和田島町にある自家農園で作られたものも。無農薬で作られている野菜は、美味しすぎて虫も食べる程だという亀井料理長のお話から、東京・渋谷にあるターンテーブルでも徳島の野菜が多くの方に楽しんでもらっている姿が想像でき、なんとも胸熱です。
小松島「逆風」ハーフマラソンは、2回目だけどリアル開催は今回が初めて。ランナーの皆様は、町の中をかけ抜け、生活の近くを走ります。仕事の手を止めた漁師さんとはためくカラフルな大漁旗、おじいちゃんおばあちゃんが軒先に出て手作りの旗で応援する姿を横目に、ランナーの皆さんも苦しいながらも笑みが溢れてました。
ターンテーブルのスタッフさんの半数以上が徳島県出身者という驚きの事実もオーナーから教えていただきました。今回のマラソンの写真をスタッフさんに送ったら、とても羨ましがられたんだとか。東京で美味しい「徳島の食」に出会いたい方は、是非ターンテーブルに行って欲しいと思います!
次回の凱旋ターンテーブルin徳島にも期待。
美味しい豚汁をありがとうございました!
ターンテーブルのメニューなどは、阿波ふうど公式Facebookからも最新情報がUPされてます。
ぜひチェックしてみてくださいね♪