2020年3月18日(水)
徳島の鳴門の海では、とても大きな渦潮をみることができます。渦潮の中で泳ぐ真鯛は鳴門鯛と呼ばれ、身が引き締まっているそうです。3月~4月に釣れる真鯛は、産卵を控えているのでさらに美味しくなるそう。
毎年この季節になると、長男がまだ赤ちゃんの頃に鳴門鯛をもらったことを思い出します。とても大きな鯛で、小柄だった長男と同じぐらいの大きさでした。それほど大きな鯛だったので、料理にはかなり苦労したことも覚えています。
まず骨が太い!鱗も多い!うちの出刃包丁ではなかなか切ることができない…内臓も立派で、夫は「内臓だけは絶対無理…」と言うので、お腹の中身も私が切って出しました。この時ばかりは、釣り好きの祖父と父のおかげで魚の内臓に抵抗がなかったことを感謝しました。
初めての鯛料理は、人様にはお見せできない出来栄えだったけれど何とか終了。切り身と骨とアラで、鯛めしと水炊きを作りました。鯛の出汁がたっぷりで、自分が捌いたことも相まって美味しかったです。
それ以来、鳴門鯛をもらったことはないけれど、次捌くときはもう少し上手にできたらいいなーと思いつつ、やっぱり難しいのでいいかなと思う自分もいます。
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