2020年1月1日(水)
お正月といえばお節料理ですが、私の実家ではお節は食べず、母が大晦日にお煮しめを作っていました。
れんこん、ごぼう、人参、しいたけ、里芋、こんにゃく、ちくわ、鶏団子のお煮しめで、お正月らしく人参は花の形に。初日の出を見て帰ってきたら、お煮しめと一緒にブリの塩焼きや数の子、黒豆、紅白なます、お雑煮を食べるのが元旦の朝の定番でした。
朝から沢山のおかずが並ぶ中、「この1年、先が良く見えるようにれんこんを一番初めに食べると縁起がいい」と父がよく話していました。
れんこんといえば徳島の名産品で、秋から冬にかけては、れんこんのおいしい季節です。同じ根菜のごぼうも冬が旬の野菜ですよね。
お正月のお煮しめ、なかなか全部は食べきれないので、母が他の料理にリメイクしていました。鶏団子と里芋以外は刻んでちらし寿司に入れたり、れんこんとごぼうは天ぷらにして根菜天ぷらうどんにしたり。
お煮しめで味が染みているので、ちらし寿司は酢飯の他に味付けはいらないし、天ぷらもあっさりしたうどんによく合います。
どちらも、お正月に食べ過ぎて疲れた胃を休めるにはもってこいのメニューです。
コメント