京都の夏の風物詩、祇園祭で飾られる「ヒオウギ(檜扇)」の花をご存じでしょうか?
実はこのヒオウギ、徳島県神山町産が日本一の生産量を誇り、祇園祭では縁起物として飾られるそう。
私の家族が生け花をしているため、実際に活けたヒオウギもご紹介したいと思います。
ヒオウギってどんな花?
生産日本一のヒオウギ知って 神山町とJA、児童に特別授業|徳島ニュース|徳島新聞デジタル
「ヒオウギ」はアヤメ科の多年草で、厄除けの願いを込めた花材として利用されています。
葉が長く、その形が扇に似ていることが名前の由来です。
花はオレンジ色で、朝に開花して夜には萎む一日花だそうです。
神山町では1955年からヒオウギの生産が始まり、全国一の産地となっています。
祇園祭とヒオウギ
7月から1か月間開かれる京都の祇園祭では、ヒオウギを飾る習慣があります。
祇園祭では古くから「祭花」として、植物のヒオウギを屋敷の床の間や玄関などに活けたり、家の軒先などに飾ったりする習慣があります。祇園祭の宵山期間中などに家宝の屏風などと一緒にヒオウギが活けられたりします。ヒオウギは古くから厄除けの植物とされ、牛頭天王の祟りを鎮める為に始められた祇園祭に欠かせないものとされてきました。
「祭花(まつりばな)」のヒオウギ(檜扇)と祇園祭
ヒオウギの生け花
こちらが家族が活けたヒオウギの生け花です。


毎年7月頃、盛夏に涼を感じる花として活けられるので、まさに夏の花ですね。
ヒオウギは病気にかかりにくいそうで、葉が長持ちする為に暑い夏に重宝されています。
生け花の流派によって活け方は色々あるのですが、ヒオウギは他の花と活けるよりも単独で活けることが多いそうです。
素人の私が見ても、扇のような葉を生かして縦方向に活けられていると、凛とした美しさを感じます。
出荷最盛期の7月~8月には花屋さんでも取り扱いがあるそうなので、涼しげなヒオウギを活けてみてはいかがでしょうか。
また、7月から始まる祇園祭でもたくさん飾られると思いますので、行かれた方は注目してみてくださいね。