2020年1月22日(水)
冬に旬を迎えるかぶは、あくが少なく調理も簡単です。生で食べると歯切れのよい食感になり、加熱して食べるとトロトロの口当たりになります。かぶ一つでいろいろな料理が楽しめるので、我が家ではとても重宝しています。かぶ料理の中でも特におすすめしたいのが、寒い冬にぴったりなホワイトシチューです。
私の作るシチューのかぶは食べごたえを重視して、大きめに切ります。刻んだ玉ねぎ、人参、コーンの他にかぶの葉も一緒に煮込みます。かぶの葉は根の部分より多くの栄養を含んでいます。免疫力を高めてくれるβーカロテンや整腸作用のある食物繊維など、捨ててしまうにはもったいない部分なのです。葉を一度レンジで下茹でしてから使用すると、苦味も少なくなりますよ。
出来上がったシチューの白色に、かぶの葉の緑が映えてとても綺麗です。かぶを頬張ると、とろりと溶けるような触感が口に広がります。かぶの優しい甘さとシチューの相性はバッチリ。かぶの葉の苦味もシチューの甘さがカバーしてくれるので、子供も喜んで食べてくれました。心も体もほかほかになる一品でした。
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