とくしまブランド推進機構は、「生産振興」「流通改善」「販路拡大」を活動の基本としています。この度、生産振興対策の一環として県外ブロッコリー視察研修に同行したので報告します。
平成29年1月24日(火曜日)、JA徳島市北井上支所ブロッコリー部会が香川県と岡山県のブロッコリー生産状況を学ぶため視察研修会を行い、生産者及びJA職員等29名が参加し熱心な研修会となりました。
JA香川県の「農作業支援」システムを視察しました。
JA豊中支店管内にで、150haのブロッコリーが栽培されています。「農作業支援」とは、JAが育苗業・定植作業・出荷調整作業を行う取組みで、生産者260名の大半が活用しています。
「農作業支援」のメリットは、香川県産ブロッコリーの「品質の向上」と「ブランド化」が図られる。生産者の「作業軽減」が図られる。生産者が栽培に専念して産地の規模拡大が図られるなど・・。その結果、香川県は全国3位の栽培面積となっています。(ちなみに徳島県は7位)
岡山県の(株)I LOVEファーム笠岡「以下:笠岡」を視察しました。
「笠岡」は、岡山県の笠岡干拓内で営農する大規模農業法人です。地区内で農地100haを所有し120haのブロッコリーを栽培しています。「I LOVEファーム」グループは、全国に5カ所(北海道、青森、長崎五島、宮崎)あり、グループ内で約700haのブロッコリーを生産し、大手量販店等に国産ブロッコリーの周年供給を行っています。
※「県内に類のない栽培方式と、大規模な圃場(1区画10ha)」
※「初夏どり品種の育苗風景」
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