徳島県産ほうれんそうはピーク時に1千haを超す栽培面積がありましたが、生産者の高齢化や出荷調整(下葉取り、根切り)作業の負担に加えて、気象災害の発生などによって栽培面積が減少しています。
「株っこクリーナー」は農研機構と機械メーカーが調整作業の軽減化を目的に開発し岐阜県や東北地方の夏ほうれんそう産地で使用されています。
この度、ほうれんそう栽培の省力化を目指し(株)中四国クボタの協力で、ほうれんそう調整機「株っこクリーナー」の実演会を開催しました。
実演会には、JAや県支援センターが出席し、担当者から機種の説明を受け、未調整のほうれんそうを使って調整機の精度を確認しました。
出席者からは、「作業能力」や「メンテナンス」などたくさんの質問が寄せられ、ほうれんそうの調整作業に対する関心の高さが伺えました。
引き続き、「ほうれんそう栽培」の省力化に向け取組んで参ります。
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