徳島のかぶの旬は10月から5月ごろまで。特に最近、よく徳島県産のかぶを見かけることが多くなりました。お求めやすくて美味しいかぶの魅力をお伝えしたいと思います。
かぶは、その可愛らしい丸い形と白く滑らかな肌が特徴的で、煮物や漬物、サラダなど幅広い料理に利用されています。
1.かぶの歴史
なんと、奈良時代の史書「日本書紀」に栽培の記録が残っているそうで、栽培の歴史が古いので日本全国で生産され、地域特産の在来品種も多いのが特徴とのことです。全国いろいろなところで生産されているのが納得です。
農畜産業振興機構ホームページ
今月の野菜「かぶの需要動向」https://www.alic.go.jp/content/001172224.pdf
2.かぶの種類と選び方
- 小かぶ:甘みが強く、生でも食べやすい。
- 赤かぶ:鮮やかな赤色で、漬物によく使われる。
- 長かぶ:細長い形状で、煮物やおでんに適している。
かぶを選ぶときは、葉が新鮮で根がしっかりしているものを選ぶのがポイントです。
3.かぶを使った料理
かぶはそのまま生でサラダにしたり、煮込んでスープやおでんにしたりと、調理の幅が広い野菜です。いくつか代表的な料理を作ってみました。
かぶの浅漬け
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かぶのスープ
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かぶのサラダ
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かぶの葉も、ごま油で炒めて醤油で味付けをするとふりかけとしても活用できます。
4. 栽培方法
かぶは比較的栽培が容易で、家庭菜園にも適しています。冷涼な気候を好み、秋に種を蒔くのが一般的です。種まきから収穫までは約2か月と短期間で育つため、初心者にもおすすめですよ。