徳島県西部「にし阿波地域」で、特産品「源平いも」の増産に向け活動しています。
剣山周辺に広がる「にし阿波地域」が、「食と農の景勝地」と「日本農業遺産」の認定を受け注目されています。
「食と農の景勝地」はインバウンド需要を農村に呼び込む仕組みとして、「日本農業遺産」は将来に受け継がれるべき伝統的な農法として認定されました。
その中、「源平いも」はジャガイモの一種で引き締まった食感と素朴な味わいが人気で、古くから「にし阿波地域」で栽培される特産品となっています。
「源平いも」の食べ方は、煮込んでも煮崩れしない特長を活かした「おでん」や、味噌を塗りとろ火であぶった「田楽:でこまわし」として親しまれています。
しかし、傾斜地での栽培ということと、生産者の高齢化や担い手不足などが加わり、「源平いも」の生産量は年々減少しています。
そこで、JA阿波みよしと三好農業支援センター、とくしまブランド推進機構では、「源平いも」増産に向け取組んでいます。
栽培実証は、三好市三野地区で農地開発した約15aの圃場で、初めて「源平いも」を作付けし、夏の収穫期が待たれます
今後も継続して各団体と連携し、生産から販売までトータル的にサポートしていきます。
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