JA徳島市では、平成30年度より共同選果施設を導入し品質の均等化を図っています。生産者200名のうち約半数の方が施設を利用しています。選別機等所有していない新規生産者や法人による施設利用者が増えたことで作付面積は年々増加傾向となっています。(参考:平成30年76㏊→令和2年88㏊)
また、令和3年産より新名称「あわっちゃまめ」の出荷が開始されました。商標登録も完了し、新たなブランド品目として販売力を強化することで、産地の更なる拡大を目指しています。
JA徳島市では、「湯あがり娘」といわれる品種を筆頭に茶豆風味の枝豆が多数ありますが、品種の種類に応じて袋を分けることは難しい為、新名称を決め茶豆風味の統一化を図りました。
市場関係者や消費者からの評価は高く、更なる品質向上を目指しマルチ・ネット栽培や気候変動に応じた適正出荷の見極めを行うことで、秀品率の高いものを出荷できる指導が重要となってきます。今後出荷規格の簡素化など、生産者・農協双方にメリットのある出荷体制を構築できるよう検討中です。
茶豆風味の枝豆は通常のものより味が濃厚で一度食べるとクセになります。コロナ禍において、時短自粛要請等様々な制限がありますが、ステイホーム中にぜひJA徳島市の「あわちゃまめ」を夏場のこの時期にビールや食材のお供のいかかでしょうか!!
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