去る3月21日、「五輪で飛躍!今求められる農業生産工程管理」をテーマに徳島県GAP推進シンポジウムが開催されました。シンポジウムには生産者やJA関係者など約100名の参加があり、GAP導入や東京オリ・パラへの食材供給の関心の高さがうかがえました。
シンポジウムでは、「農業高校が取得したGlobal GAP」、「小売業界が求めるGAP」、「国の推進方策」などを聞き、GAPの可能性や東京オリ・パラへの食材提供方法などを学ぶことが出来ました。
その中、農林水産省生産局 栗原分析官からは、
- 「国産農産物の品質は素晴らしいが、今後世界基準でないと認められなくなる」
- 「世界基準のGAP取得ではコスト面などの課題も多いが、解決策もある」、
- 「GAPは東京オリ・パラ後、当たり前になる」など参考になる報告でした。
特に、2の解決策に関しては、「申請経費の多くがコンサルタント料であり、この相談業務を指導資格を持った県普及指導員やJA営農指導員が行うことでコスト低減の可能性がある」とのことでした。
各指導機関の役割が重要となっています!
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