みなさんは、普段使っているお味噌にこだわりはありますか。
日本各地にはさまざまなお味噌がありますが、今回ご紹介するのは、徳島県で古くから愛されてきた伝統の味噌「御膳みそ(ごぜんみそ)」です。
御膳みその由来は?
「御膳(ごぜん)」とは、貴人や身分の高い人の食事を指す言葉です。
江戸時代、徳島藩主であった蜂須賀(はちすか)公の食卓に供されていたことから、
「お殿様の御膳にのぼる味噌」=「御膳みそ」
と呼ばれるようになったと伝えられています。
徳島の歴史とともに受け継がれてきた、由緒ある味噌です。
御膳みその特徴は?
御膳みそは、大豆と米麹から作られる甘口の米味噌です。
白味噌よりもコクがあり、赤味噌よりもやさしい甘みがあり、塩味・甘み・旨みのバランスがとても良いのが特徴です。
熟成によって生まれる、ふくよかな香りと深い味わいは、毎日の味噌汁を少し特別な一杯にしてくれます。
地理的表示(GI)に登録!
令和7年3月18日、農林水産省により「御膳みそ」が地理的表示(GI)保護制度に基づき正式に登録されました。
この制度は、その地域ならではの自然や歴史の中で育まれてきた品質や評価を、国が「知的財産」として保護するもの。
徳島県では「木頭ゆず」、「阿波尾鶏」、「徳島すだち」、そして「御膳みそ」の4品目が登録されています。
毎日の食卓が、ちょっと特別な「御膳」に
濃厚なコクと豊かな香りを楽しめる、おすすめの食べ方をご紹介します。
- 具だくさんの豚汁
野菜の甘みと味噌のコクが溶け合い、これ一杯で満足感のある一品に。
- 焼きおにぎり
表面で少し焦げた御膳みその香ばしさが、食欲をそそります。
- サバの味噌煮
魚のクセをやさしく包み込み、家庭でも料亭のような深みのある味わいに仕上がります。
とくしま特選ブランドの御膳みそ
現在とくしま特選ブランドに認定されている御膳みそはこちら。
自分好みの味噌を見つけてみてください。
江戸時代から受け継がれてきた、徳島ならではの伝統の味。
「御膳みそ」で、ぜひ一度、お殿様の食卓に思いをはせるひとときを楽しんでみてください。