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【イベント】生産地を巡る『知って、食べて再発見!阿波ふうど体感バスツアー』開催しました!

9月7日(土)、徳島の食の魅力や価値を伝える活動を行っている「阿波ふうどスペシャリスト」”限定”交流会ツアーを開催しました!

晴天の中、県内外から24名の阿波ふうどスペシャリストに参加いただきました。当日の模様をレポートします!

「すだちぶり」生産量一位、北灘漁協直営店でぶりのさばき方を学ぶ

オレンジ色のブイが、ぶり養殖場

北灘漁業協同組合では、県内のぶり養殖・かんぱち養殖の約9割を担っておりブランド「すだちぶり」生産量も県下一位。また、北灘沖は海産物の宝庫で、「鳴門北灘べっぴん鯛」「鳴門わかめ」なども有名です。

新鮮な海産物や鳴門のお土産、とれたて食堂などを備えた北灘漁協直営「JF北灘 きたなだ海の駅」で、ぶり養殖の工夫やとれたての「すだちぶり」のさばき方を学びました。

鳴門海峡西側の潮流が速く、水質が良い飼育環境で、県産すだちの果皮を加えた飼料で育てられた「すだちぶり」は、ビタミンEが通常のぶりよりも多く、さっぱりとした味で臭みがなく食べやすいのが特徴です。

解説してくれた菊川参事は、北灘漁協では、20m×30mの他産地より大きめの養殖網でぶりを養殖していて、水温が下がる秋から冬にかけて脂がのってどんどん美味しくなることを教えてくれました。

ぶりのさばき方を教えてくれた、北灘漁協直送とれたて食堂の寺山料理長は、「ぶりの刺身は、厚めに切った方が、食感がよく脂の旨みを感じやすい。」と教えてくれました。

試食した参加者は、「確かに厚めに切ったほうが、すだちぶりの嫌みのない脂の旨みと、歯切れの良さがよく分かる!」と美味しそうに新鮮なお刺身を味わっていました。

なると金時ほ場とスイートポテト工場を見学!

次は、「なると金時」を生産し、6次産業化も取り組む株式会社丁井へ。

代表の丁井さんが、収穫間際のほ場で、鳴門の砂地が育む「なると金時」のおいしさや生産の苦労を説明されていました。味は変わりないのに、なると金時らしいすらっとした形ではないなどの理由で規格外となってしまう芋を活用して、さつまいもペーストとスイーツを作っています。
スイートポテトは、自然な甘さとしっとり感にこだわっており、県外の取引先から増産の要望も来ているそう。

「全国の人が自社商品を手に取ってくれるよう、まずは国内市場を大切に事業拡大していきたい。」と語ってくれました。

http://www.choi.co.jp(株式会社丁井ホームページ)

阿波ふうどスペシャリストが語る、県外から見た徳島の食の魅力とは?

阿波ふうどスペシャリストであるアオアヲナルトリゾートの塩﨑さんが、県外で徳島の食をPRした経験から、「徳島には全国一位の生産量を誇る阿波尾鶏をはじめ、魅力的な食材がいっぱいあるけれど、知名度は高くない。もっと徳島への愛を持って、阿波ふうどを自慢しよう!」と講演してくれました。

道の駅や産直市など、地元の美味しい物が揃い、地元の人で賑わっている場所をアピールすると良いとおすすめの場所をたくさん紹介してくれました。

盛り上がった交流会

旬の阿波ふうどをふんだんに使ったランチを食べながら、阿波ふうどスペシャリスト間の交流会が行われました。

初めて参加される方も多かったのですが、食に関心の高いスペシャリスト同士の交流が図られ、仕事、プライベート両面でもっと「阿波ふうどPRをしたい」と刺激を受けた方が多かったようです。

徳島県では、今後とも阿波ふうどスペシャリストと連携して「阿波ふうど」の魅力を発信していきます!

鳴門鯛、すだちぶりやぼうぜ(イボダイ)のお寿司、なると金時、れんこん、しいたけ、なす、すだちなど旬の青果物、半田そうめんや阿波晩茶などを使ったアオアヲナルトリゾート特製ランチ

阿波ふうどスペシャリスト募集中!

「徳島の食」が好きな方、「徳島の食」を応援してくれている飲食店の方は、ぜひ阿波ふうどスペシャリストに登録してください。ご応募お待ちしています!

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