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レンコン栽培には大歓迎の暑い夏!

夏真っ盛りのこの時期、県内産地では「レンコン」の収穫が始まっています。

徳島県のレンコン生産量は、国内では、茨城県、佐賀県に次いで第3位。主に鳴門市、徳島市、板野郡で栽培が盛んです。

しかし、「腐敗(ふはい)病」という病気が多発し、県内の主力品種「備中」はこの病気にかかりやすいこともあり生産量が減少傾向です。

病気の原因は畑の土壌に潜む「フザリウム」という病原菌です。生産者、JA、徳島県立農林水産総合技術支援センターが協力し対策を検討したところ、「太陽熱消毒」が有効な手段のひとつであることが明らかになりました。

「太陽熱消毒」は、農薬を使わない環境に優しい消毒方法です。収穫後の畑を平らにした後、土壌に直接透明ビニールシートを覆い被せ、太陽光が当たることにより約50℃近くになる「熱」を利用し原因となる菌を防除します。

今年のような猛暑の続く年はビニールシート下の土壌の温度が上がりやすく、より高い効果が得られます。人間には熱中症などが問題となりますが、レンコンの太陽熱消毒には、気温の高い日が続く暑い夏が役立っています。

(重機を使ってレンコンを掘り取ります)

(ビニールシートを覆い被せて土の温度上昇中)

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