2021年8月19日(木)
今年もお盆に夏の香りが届きました!徳島名産の阿波晩茶です。
昔から父の実家で1年分をまとめて買っていて、7月の終わりから8月のお盆辺りに新しい晩茶が届きます。1年分の晩茶で玄関は晩茶の香りでいっぱいに!これこそ、わが家の夏の香りです。
少しだけ酸っぱい味のする不思議なお茶!
子どもの頃から、わが家のお茶は黄色の晩茶でした。友達の家は大体が麦茶で、うちのお茶は他の家となんか違うなあと思っていました。
阿波晩茶は今でこそメディアで取り上げられるようになりましたが、昔は徳島でも知らない人がいたそう。私の母もお茶といえば、ほうじ茶か麦茶だったらしく、晩茶の存在を知って飲むようになったのは結婚してからとのこと。
味は少し酸味があるけれど、さっぱりとしていて飲みやすいです。温かい方が甘みを感じやすく、常温になると酸味を感じやすいかなと私は思います。
世の中には沢山の種類のお茶があるけれど、阿波晩茶と似た味のお茶は飲んだことがありません。初めて飲んだ際には、少し不思議な味だと感じる方もいるかもしれません。
わが家の子供達は普段、麦茶やルイボスティーを飲むことが多いのですが、最近阿波晩茶の新茶を飲んでハマったようです。
世界でも珍しい後発酵茶
阿波晩茶は、世界でも珍しい後発酵のお茶だそうです。
阿波晩茶は、徳島の生活の中で飲まれ庶民の間に伝えられてきたお茶です。すべてが手作業という伝統的な製法のため生産量は多くありません。阿波晩茶は、一番茶二番茶の残りの茶葉で作られた番茶ではなく、十分育った一番茶葉で作られています。遅く摘むことから晩茶と言われています。普通の緑茶とは異なり、茶葉を大きな釜でゆで、茶すり機ですり、桶で1週間から2週間ほど乳酸発酵させた後、天日で乾燥するという独特の製法で作られる、世界的にも珍しい後発酵茶です。(徳島観光情報サイト阿波ナビより)
阿波晩茶 – 徳島県観光情報サイト阿波ナビ (awanavi.jp)
乳酸菌が含まれているお茶というのも珍しいですよね!
健康志向や健康ブームで全国でも知名度が上がってきた阿波晩茶ですが、私にとっては懐かしさを感じるお茶です。 残暑を乗り切るお茶として、是非、阿波晩茶も選んでみてくださいね。
今年の3月、阿波晩茶の伝統的な製造技術が重要無形民俗文化財に指定されました。
徳島県の文化財 重要無形民俗文化財「阿波晩茶の製造技術」の指定について
阿波晩茶はとくしま特選ブランドからもお買い求めいただけます。阿波晩茶を使ったお酒もありますよ。
阿波晩茶も選定されているとくしま特選ブランドの電子カタログがお目見えしました。ぜひご覧ください!
https://awa-food-tokushima.com/wp-content/tokusen/01/?pNo=1
ニュース記事
「とくしま特選ブランド」のデジタルカタログをぜびご覧ください!
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