阿南市芳崎(ほうざき)地区では、水田のほ場整備(不整形のほ場を区画整理すること。なお当該地区のほ場整備は農地中間管理機構関連農地整備事業を活用しています。)を行い、大型農機等による水稲栽培の効率化を進めています。さらに、ほ場整備が完了したほ場では、水稲収穫後の秋から春にかけて、新たにブロッコリーの産地化を進めています。
通常のほ場整備では水稲を栽培するため土壌の底の部分に水持ちを良くする山土を入れる場合が多いのですが、この地区ではブロッコリーをはじめとした野菜産地づくりを行うため、山土を入れずに排水を良くする工法をとっています。
今年度は9月下旬に約1haのほ場にブロッコリー苗を植え付けました。植え付け後に雨天が続きましたが、通常であればほ場に雨水が溜まることで生育が悪くなるところ、排水不良による生育悪化も確認されておらず順調に生育しています。
数年後にはこの地区が大規模な野菜産地となることを目標に、産地づくりに取り組んでいます。
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