秋冬野菜の播種や定植作業は、9月頃からが本格的に行われます。
本年は、9月~10月に雨が約30日間降り、雨量10mm以上の日は12日を数え「ほうれんそう」の播種作業に影響を与え作業が遅れました。
そこで、「ほうれんそう」の生育促進を目的に、有孔被覆資材「ユーラックカンキ」を使った現地実証ほを設置しました。
徳島農業支援センターの協力で調査した結果を報告します。
農家名:吉岡さん(名西郡石井町)、品種:「牛若丸」
播種日10月7日、被覆期間10月17日から(28日間)、調査日11月17日
区分 | 草丈cm | 葉長cm | 葉幅cm | 葉色 | 10a換算量 |
調査区 | 29.0 | 11.9 | 6.1 | 42.3 | 776.3kg |
対象区 | 22.2 | 11.1 | 6.0 | 49.4 | 258.8kg |
調査区は、”収量は多かった”が、”やや色淡く”、”徒長気味”であった。
農家の意見「収穫は1週間以上早まったが、茎細く出荷量は少なかった。
「ユーラックカンキ」を使った被覆栽培は「ほうれんそう」以外に、「菜の花」でも取り組んでいます。
気象災害に強い葉物野菜産地の強化に向け活動継続中です!
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